チャクラ1980年代中盤からのニューエイジムーブメントの中で、潜在能力開発法として注目されたのがチャクラです。「チャクラを開発すると超能力が得られる」として、その概念は爆発的に普及しました。しかし、チャクラの開発法はそう簡単なものではなく本来は秘伝であり、目に見えて成果がわかるものではないので現在はさほど人気がある潜在能力開発法とはいえません。しかし、そのチャクラの開発過程こそが重要なのです。 チャクラとはチャクラはサンスクリット語で『輪』という意味を持っています。コンピューターゲームに登場する手投げ武器である「チャクラム」も語源を同じくするものです。チャクラはもともとインドのヨガに伝わる概念で、人間の持つ生命エネルギーを司る器官とされています。しかし、目に見える形で存在する器官ではなく魂などの霊的な部分と肉体に跨って存在すると考えられている概念なのです。 チャクラはどこにあるのか?チャクラは七つ存在し、鼻や鳩尾を通る正中線に沿って配置されています。これらのチャクラを開発することを「チャクラを開く」といいます。 第一チャクラムーラダーラ・チャクラと呼ばれる第一チャクラは会陰と呼ばれる股のあたりに存在しています。ムーラダーラ・チャクラは根源的な生命力を司っています。ムーラダーラ・チャクラを開くことで、より活発に生活できるようになります。 第二チャクラ第二チャクラはスヴァーディシターナ・チャクラと言います。いわゆる「丹田」と呼ばれる下腹部に存在しています。スヴァーディシターナ・チャクラは情緒を司り、創造力を高めてくれます。 第三チャクラ第三チャクラはマニプーラ・チャクラと呼ばれ、へその辺りに存在しています。マニプーラ・チャクラは意志力や知性を司り、開発されると頭が良くなります。 第四チャクラ第四チャクラであるアナーハタ・チャクラは胸にありますが、正中線上とその左右に一つずつの計三つが存在しています。アナーハタ・チャクラは対人力を司るチャクラで、アナーハタ・チャクラが開発されると慈悲深く穏やかな人になり、周りに良い影響を与える人格になると言われています。 第五チャクラ喉に存在する第五チャクラであるヴィシュダ・チャクラは自分を表現する力を司り、コミュニケーション能力を高めてくれる力を持っています。 第六チャクラ「第三の目」と言われ、もっとも有名なのが第六チャクラであるアジューニャ・チャクラです。アジューニャ・チャクラが開発されると「見通す力」が強まり、透視能力や予知能力が発生します。 第七チャクラ第七チャクラであるサハスラーラ・チャクラは頭頂部に存在しています。サハスラーラ・チャクラが開発されると、悟りを開いた状態になります。 仏像もチャクラを持っている?私たちが普段目にする仏像には、どんな仏様でも共通点が存在しています。それが「白毫(びゃくごう)」と「肉髻(にくけい)」です。白毫は、仏像では眉間に作られた突起として表現されていますが、白毫は『一本だけ眉間から生えた、くるんとした白い毛』なのです。また肉髻は、頭頂部の盛り上がりとして表現されています。これらの共通点は「チャクラのある位置と同じ」と言うことなのです。つまり、チャクラは普遍的な概念であると言えるのです。 驚異の生体エネルギー『クンダリーニ』また、ムーラダーラ・チャクラとスヴァーディシターナ・チャクラには人間に内在するエネルギーの中でももっとも強いと言われる「クンダリーニ」と言うエネルギーが眠っています。クンダリーニには「とぐろを巻く炎」と言う意味があり、インドに伝わる教典である「ヴェーダ」にもクンダリーニについての記述があります。クンダリーニを目覚めさせることで超人になれると説かれていますが、クンダリーニの覚醒は危険が伴う業であるとヨガの修行者は警告しています。 チャクラの開発法とは?現代におけるチャクラを開発するための方法は、さまざまにあります。パワーストーンや特製シールなどのグッズを使う方法や、CDなどの音楽で目覚めさせる方法など、時間の無い現代人向けの方法が開発されています。しかし、これらの方法でチャクラが開いたという報告例を専門誌で見かけたことは無いので、信憑性は高いとはいえません。では、どのような方法でチャクラを開発すればよいのでしょうか? ヨガでチャクラを開発するチャクラの原点であるヨガは、チャクラの開発に最も向いた手段と言えます。「クンダリーニ・ヨガ」という超人化を目的とするものや、美容や健康をもたらす「ホット・ヨーガ」などの派生も様々にあります。ヨガは「身体を柔らかくする健康法」のように思われがちですが、れっきとした訓練法なのです。 気功術でチャクラを開発するチャクラを開発するための瞑想では、体内を循環するエネルギーの流れを感じ取るものがあります。これは気功術における内功と同じものなのです。内功において、体内の気の流れを感じ取り、気の塊を意のままに動かして全身を巡らせる「周天」という訓練法があります。この周天では、チャクラのある場所に沿って気を巡らせるのです。 チャクラは一朝一夕に目覚めるものではありません。本来ならば、長い年月をかけた努力の結果に目覚めるものです。また、チャクラは目覚めたと自覚できたとしても見せかけ抱けと言う事例も少なくありません。チャクラの開発は目的ではなく過程でしかないのです。 スポンサードリンク |
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